最近は、FXをやっている方も多いと思いますが、損益はどんな感じでしょうか。9割の個人投資家が負けているとの話を聞きます。
自分の場合は、始めた時期がよかったんでしょうね。1年目に大きく儲かって、2年目、3年目とマイナスしていますが、1年目の儲け分はまだ少し残っています。
この残り分を使ってどうやっていこうかと、日々考えているわけですが、少し前に友人と飲んでいて、いけそうな投資方法を見つけ、FXの本をいくつか買って読んでいたのですが、この本にまさに同じようなことが書いてありました。少し、自分たちの考えた方法にも優位性がある部分もあるのですが、総合的に、本のほうが根拠もきちんと書いてあるし、体系的に説明してくれていると思います。
前半部分は、一般的なFX入門書と同じで、自分にとっては、読むべきところはあまりありません。FX業者についての比較もありますので、初心者の方にはいいと思います。大事なのは後半部分です。
簡単に言うと、スワップ金利を安全に得る方法とでも言うんですかね。結局は分散投資を行い、為替変動に強いポートフォリオを作るというものなのですが、特筆すべきは、その為の計算方法をExcelを使って説明している点です。
ボラリティ、相関係数、バリューアットリスクなど、統計学を利用して通貨ペアについて分析を行っており、この部分がまさに、友人と考えた投資法でも必要になってくる部分でした。
この本を参考にさせて頂いて、いろんな通貨ペアについて分析をしてみたいと思います。うまくいけば、為替差損を極限まで抑えてスワップ金利を受け取ることが可能になるかもしれません。
ちなみに、ここまで読んてくれた方はわかると思いますが、自分はスワップ金利派です。FXの世界で売買派、スワップ派と真っ二つに分かれる部分になります。自分の性格では、売買で成功することができないとの判断から、スワップ派をやっているものです。売買派を否定するものではありませんので、あしからず。
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